お客様インタビュー(1) マンションリノベーション 豊田市 齋藤様

「希望を叶える方法を考えてみます」と言ってもらえたその姿勢がうれしかったです マンションリノベーション 豊田市 齋藤様

Q. お家の購入を考えられたきっかけは何ですか?

いつかは私たちらしい空間に住みたいね、という話は結婚当初から夫婦二人でしていたんです。

それで貯金を始めて、それと同時に、以前から漠然と抱いていた「自分たちが暮らしたい家のイメージ」を膨らませていました。

Q. どのようなイメージを描いていたんですか?

私は現在はカフェを営んでいるんですが、実はライティングコーディネイターの資格を持っていまして、前職は照明に関わる仕事をしていたんです。
だから照明にこだわった家にしたいという気持ちがずっとありました。「必要なところに必要な灯りを」という自分なりのコンセプトを設けて、照明が適材適所で映えるシンプルな空間づくりをしたいなと。

それと、廊下やリビングの床材も無垢材を使って、子どももみんな素足で木の温もりを感じられるようにしたい、という希望もありました。

それで雑誌なんかで「この空間はいいな!」と思った写真を切り抜いて、スクラップブックに集めていたんです。

集めた写真を見ながら、「リビングだったらこんな感じ、キッチンの照明はこういうのがいいな」なんてイメージを膨らませて…。
楽しい時間でした。自分たちが作りたい家のイメージがはっきりしてきますし、夫婦の間でも共有できました。

Q. なるほど。写真からイメージを膨らませるとプランがより具体的になってきますね。

スクラップブックで理想はしっかりしてきましたが、やはり家とは高い買い物。私たち夫婦の身の丈に合ったもので、かつ理想を叶えられるものを考えると、中古マンションを購入してリノベーションするのが私たちに最適でした。

Q. 多くのリフォーム会社がある中、住感工房を選ばれたのはなぜですか?

実は、最初から住感工房さんに伺ったのではありません。
初めは大手のリフォーム会社に足を運んで、自分で作ったスクラップブックを見せながら希望を伝えました。

間取りを大きく変更してキッチンの場所の位置を変えたいことや床の高さを抑えたいことなど、自分なりに細かな希望も伝えたんですが、希望通りにするにはマンションの既存の間取りの大部分をスケルトンにする必要もあったためか、予想以上の金額を提示されまして…。
4社にお話をさせていただいたんですが、4社とも私の希望金額では「できません」と断られたんです。

Q. それだけ立て続けに断られたのなら、さぞかしショックだったでしょうね。

はい。それで行きつけの美容院のオーナーに相談をしました。彼はその少し前にリノベーションをされていたので、何かしらヒントがあるのではないかと。そうしたら、そのオーナーさんが住感工房さんを教えてくれたのです。価格のことも自分がしたい希望も、「住感さんならざっくばらんに話ができるよ」と。

それで、大手会社にお話しした同じ内容を住感工房さんに持っていったら、オーナーの言う通りいい意味で「ざっくばらん」で(笑)。

私が「こういうことをこれぐらいの金額でしてほしい」と伝えると、「費用面でも技術面でもがんばってみます」と言ってもらえたんです! 戸田さんも岡島さんも、できることと難しいこともはっきり伝えてくださいましたし、腹を割って話し合いができる方たちだとすぐに感じました。まさに希望の光が射してきた気持ちでした。

最終的には、予算をオーバーしないどころか少し余裕ができ、その分で無垢材のダイニングテーブルなど、一点物の家具をオーダーすることができ、とても満足しています。

相場としては、決して住感工房さんが特別お安くて、他社が高いということではないのかもしれません。ただ、住感工房さんは私たちにとって本当に必要な工事内容をわかって、提案してくれたことがよかったのだと思います。

Q. リノベーションのプラン作成や工程では住感工房とはどんなやり取りがありましたか?

先ほど話したキッチンの場所を移動したい希望について、大手会社からは「配管のため床を底上げしないと無理だ」と断られていました。でも住感工房さんからは「壁の中に配管を通せばできますよ」とアイデアを出していただけました。 (※注: 下記「取材を終えて」内参照。)

これはほんの一例なんですが、やはり私たちの希望を「できません」と一蹴するのではなく、「できる方法を考えてみます」と言っていただける姿勢が本当にうれしかったです。

それと、これはリノベーションが仕上がって2年住んだ今も助かっているんですが、住感工房さんからいただいたアイデアで、リビング側に一つ作ってもらった収納スペースがすごく重宝しています。
息子の服やおもちゃ、Wi-Fiのルーターなどをこのスペースに収納できたので、リビングがすっきりします。

それと、リビングの天井に物干し竿を掛けられるフックを付けたのも住感工房さんからの提案です。
市販の床に置く室内物干しだと、どうしてもせっかくこだわったリビングがごちゃごちゃしてしまうので、天井に付けたのは正解でした。
共働きの自分たちにとって、雨が多い時期は本当に助かっています。

Q. これからリノベーションやリフォームを考えられる人へのアドバイスをお聞かせください。

私は、例のスクラップブックがとても役に立ちました。

よく「北欧風の家具」とか「ミッドセンチュリー風の空間」とか耳にしますが、実際にリノベーションを考える時は「◯◯風」という漠然としたものではなく、より具体的なイメージを持つといいと思います。照明の色だったり家具の種類だったり、自分が好きなものや思い入れの強いことを集めておくと、作りたいイメージも固まってきます。

それに私の場合、スクラップブックを作っていたことで、住感工房さんとの話し合いもスムーズに進みました。私が作りたいイメージを正確に汲んでくれますし、さらに引き出しを広げてくれたのでとても助かりました。

取材を終えて

インタビュー後、気になったところを住感工房スタッフに確認してみました。

なぜ、他社で「床を底上げしないと無理」と言われたものが、住感工房では対応できたのか?

一般的にマンションにはパイプシャフトという縦管が通っており、排水はここを使います。
そのためトイレやキッチンなどの水回りの場所は最初から決められており、移設する場合にはその場所の床下にパイプシャフトにつながる新たな管を敷く必要があります。そのために床の底上げを行います。

しかし、住感工房の戸田代表は以前にマンションの壁などの内材を作る仕事をしていたため、壁に配管を通せることを知っていたのです。その知識とノウハウが斎藤様のお宅に役立ったそうです。

施主様にとって本当に必要なものを取捨選択したこと、戸田代表やスタッフの知識・技術・経験により必要最低限の工事で対応できたことが、斎藤さんのご希望に沿った提案につながったのだと思います。

まとめ ~ライターの目線で~

大手リフォーム会社に軒並み断られた後に住感工房と出会った斎藤さん。
このタイミングが、両者にとって幸せな結果を生み出したと言えるかもしれません。

明確なリノベーションの希望を持っていた斎藤さんと、その明確さがあったからこそプロの視点からのアイデアを提供できた住感工房スタッフ。これまで培ったノウハウと柔軟な対応力で斎藤さんの希望を叶えられ、お互いにいい信頼関係が築かれていることがわかりました。
リノベーションは一生にたった一度でも、その信頼関係は生涯続くことでしょう。

※インタビュー実施日: 2018年11月12日
※インタビューは外部のライターにお願いし、インタビュー中は住感工房スタッフが同席しない形で取材に応じていただきました。

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