家づくり⑨｜げんちょう７つ道具【住感工房のｽﾀｯﾌが住感工房で家づくりをしました】

2013.10.12 スタッフブログ

げんちょう　　　・・？

この仕事を始めてすぐに先輩に「げんちょうだよ」と言われて　まったくわけもわからず後について行きました。・・　するとお客様宅に到着、　なにやら巻尺とかもって家じゅうのあらゆるところを測って　写真をばっちんばっちん撮りまくって２時間

そう　　　　　現場調査　　すなわち現調なのでした

現場調査っていうと、なんだか物々しいかもしれません。ですがリフォームなら特に、お客様の要望が満たされるか？それ以外に建物に不備はないか？また、築年数の古いお宅だと新築時の図面がどっかに行っちゃった！とかで無いこともあったり、また図面どおりに建てられていないことがままあります。現在なら考えにくいのですが、今より法も厳しくなかったし　大工さんが好意で　「ここ壁あると邪魔だからなくしておいたよ」なんてこともあったみたいです。

根っから疑い深い性格　　なわけではないのですが仕事上

責任がありますので　弊社では工事希望箇所の範囲は現状をしっかり把握させていただいてから　のご提案をモットーとしています(#^.^#)そこで今回は　現調セットの代表　　7つ道具　をご紹介します

 

 

右上の黄色から時計と逆回りに

 

長巻尺（50ｍも測れます、あらかたのお宅の外周、敷地が測れます）

レーザー（高さを測ります　家の中、外共に）

三脚（レーザーの固定に使います）

スケール（5ｍくらいまで測ります、天井の高さや床下など細かなところもしっかりチェック）

Ａ3ボード（測った寸法を記録します）

デジカメ（現状を記録します、撮って撮りまくります）

懐中電灯（小屋裏や床下の状況をみるために明かりが必要です）　

?

時に汗だく、ほこりまみれになりながら、床下をのぞいたり、屋根裏に上ったりさせていただきます。初めての方はびっくりされるかもしれません

状況によってはもっと増えることもあるのですが、毎回　げんちょうだよ～～　と声がかかると　事務所内のいろんなところからこの品々が集まってきます。

お客様の中には、掃除してないから写真とらないで～～　((+_+))とおっしゃる方もいらっしゃいますが（そういうかたに限って全くきれいなんですが）その後のご提案に大きくかかわる作業ですので　なにとぞご了承ください(^^)