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2015.11.27 スタッフブログ
ある日、車いすの生活になったとき、あなたはご自宅で暮らすことをイメージできますか?
・ 狭い
・ 段差がある
・ 家族などに介助をお願いする必要がある。また、あっても頼みづらい
などの理由で、実際その生活は困難 というかたも多いと思います。
しかし リフォームすることで、本人の行動範囲が広がったり、家族の介護が楽になることがあります。
今回はそんな一例です
↑工事前:玄関土間を広くして車いすでも行き来できるように、とのオーダーでした
↑工事後:雨よけポーチだった場所は室内玄関スペースに変更。
入口の開口が広くとれる2枚引き戸にしました
1/8以上のゆったりスロープは車いす専用に、他の家族の上り框も設けました
室内の扉はすべて開口の広い引き戸へ変更。移動もゆったり行えるようになりました
お料理がとっても得意だったお客様のために椅子に掛けたままでも作業できる専用シンクを設置
水栓は奥に手を伸ばさず手元で操作が可能なものを採用しました
おうちごはんが楽しめるようになって欲しい、と ご家族も見守っていらっしゃいます
↑トイレや廊下に手すりを設置
作業療法士さんのアドバイスを現地でいただきながらその場で取付けていきました。
手すりは、付けすぎても、かえって体をぶつけてしまうこともあるのでその時のお身体の状態に合わせて検討していくことが必要とか、、、納得。
その他、ご自分で掃除機やスマホの充電が出来るように、とコンセントの位置を床から50センチの高さにすべて上げました
バリアフリー:と聞くとなんだか 段差をなくす ことだけだと思いがちですが 実はその方にとっての困難を取り除くことなんですよね。リフォーム工事が終わってご自宅に帰られたお客様から
「広くなったね、安全になったね、ありがとう」
とおっしゃっていただけたのが嬉しかったです。
最後に。
わんこのために、サンルームにウッドデッキとわんこ専用スロープも付けました
誰もが暮らしやすいユニバーサル住宅へ変身です (^^)
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